知っておきたい脱毛の副作用

脱毛の副作用

ムダ毛に熱でダメージを与える脱毛には、肌に赤みや腫れなどの炎症が起きたり、毛嚢炎(もうのうえん)と呼ばれるニキビのようなものができたりといった副作用が発症する可能性がございます。

今回は、副作用の症状とその対処法についてご紹介いたします。

当院の医療レーザー脱毛についてはこちら

副作用1. 赤みや炎症(ヤケド)

医療レーザー脱毛は、熱で毛根の組織を破壊することで脱毛効果を生じさせる仕組みですが、その際、毛根周辺の皮膚が熱によって軽い炎症を起こし、赤みや腫れといった症状が出てしまうことがあります。

特に皮膚の薄い部分や、VIOやワキなど濃い毛が生えている部分は、赤みが出やすい傾向がありますが、ほとんどの場合、当日中か2,3日で症状は治まります。

赤み・炎症は、光で毛根にダメージを与えるエステ脱毛でも起こる可能性があります。

赤みや炎症の予防法

新宿マリアクリニックでは、患者様に合わせた“オーダーメイド脱毛”の取り組みの一環として、赤みが出やすい方には、施術中にレーザーの出力を弱めたり、冷却時間を多めにとったりして、赤みが早く治まるよう柔軟に対応させていただきます。

赤みや炎症が出た場合の対処法

赤みが出ている状態は、まだ肌にレーザーの熱が残っている状態といえます。その場合は、冷たくぬらしたタオルや保冷剤などで、患部の熱を冷ましてください。

新宿マリアクリニックでは、初回の脱毛時に赤みや腫れを鎮静化する軟膏をお渡ししております。赤みが出ている期間この薬を塗布していただければ、ほとんどの場合は数日で治まります。
万が一、軟膏を塗っても赤みや炎症がおさまらない場合はご遠慮なくご相談ください。医師が診察し、適切に処置させていただきます。もちろん、追加治療代はかかりません。

副作用2. 毛嚢炎(ニキビ)

毛嚢炎(もうのうえん)とは、ニキビのようにぷっくりと膨らむ白または赤色のブツブツです。

毛嚢炎は、レーザー・光の熱によって毛包が傷つき、肌の常在菌であるブドウ球菌に感染することで発症します。また、毛嚢炎は脱毛だけでなく、カミソリなどでのムダ毛処理によってできる可能性もあります。比較的皮脂の分泌が多い、顔・背中などの部位で発症しやすいです。

毛嚢炎の予防法

毛嚢炎は菌の感染によって発症する症状なので、自分の身の回りを清潔に保つことで予防できます。

たとえば、寝具のシーツをこまめに洗濯したり、汗をかいたらシャワーをきちんと浴びたりといったことで、毛嚢炎のリスクはかなり減少します。

毛嚢炎の対処法

毛嚢炎が出た場合は、すぐにクリニックへご連絡ください。症状を診察したうえで、適切に処置させていただきます。

通常のニキビと同じく、悪化を防ぐために、必要以上に触れないよう心がけることも大切です。

副作用3. 硬毛化・増毛化

硬毛化とは、脱毛によってムダ毛が濃く太く見える症状です。増毛化(多毛化)は、脱毛前よりも毛量が増えたように感じられる現象ですが、実際には毛穴の数は生まれつき決まっているので、ほとんど起こりません。

いずれも原因ははっきり解明されていませんが、レーザーや光の熱量不足によるもの、と考えられています。

硬毛化の予防法・対処法

硬毛化しにくいレーザー機器を使用することで、リスクは小さくなります。

新宿マリアクリニックでは、熱量不足になりにくい仕組みなので硬毛化しにくいレーザー脱毛機「メディオスター NeXT PRO」を導入しています。こちらは、他の脱毛機で硬毛化した毛の脱毛にも効果的です。

脱毛による硬毛化について詳しくはこちら >

副作用4. 汗の量が増える?

ごくまれに「ワキ脱毛の後、ワキ汗の量が増えたような気がする」という方がいらっしゃるようですが、ほぼ誤解です。

ワキ毛がなくなったことで汗が皮膚に直接触れるようになったために、汗の量が増えたように感じるケースがあるようです。

汗の臭いはどうなる?

脱毛してムダ毛がなくなると臭いがこもりにくくなるので、「汗臭さが減った!」と感じる方もいらっしゃいます。

タオルや制汗シートで拭き取るのも楽になり、清潔さを保ちやすくなるでしょう。

副作用5. 痛みによるストレス

脱毛施術には、どうしても痛み・刺激がつきものです。痛みに弱い方にとっては、施術時の痛みがストレスになってしまうでしょう。

痛みの予防法

普段から肌をしっかり保湿しておくと、痛みを感じにくくなります。また、痛みを感じにくい脱毛施術やレーザー機器を用意しているクリニックを選ぶとさらに安心です。

新宿マリアクリニックでは、痛みを最小限に抑えた脱毛施術を心がけています。施術中の冷却や痛みを感じにくい脱毛機で、痛みが心配な方も安心して受けていただける医療脱毛をお届けしています。

脱毛の痛みへの対処について詳しくはこちら >

脱毛の副作用を防ぐための取り組み

医療レーザー脱毛による副作用のリスクを少しでも減らすため、新宿マリアクリニックでは患者様の肌質や毛質に関するお悩み、ご不安な点を事前のカウンセリングでしっかり把握するよう努めております。

また、マリアクリニックグループでは、カウンセリングの中で解決しきれなかった問題点や課題を随時グループ院と共有する勉強会を開き、適切な解決方法を探ってきましたので、新宿マリアクリニックにも副作用の対処法に関するノウハウがたくさんございます。

脱毛前後でご不安な症状や疑問がありましたら、ご遠慮なくご相談ください。